デオドラントを塗るベストなタイミングは、体を洗い清潔になった肌へ汗をかく前に塗る。これが、僕がたどり着いた結論です。
僕の場合は夜にお風呂に入るので、夜に1回塗って、心配な日だけ朝に重ね塗りしています。朝シャワー派の方なら、シャワーのあとで大丈夫です。大事なのは「朝か夜か」という時間帯ではなく、「肌を清潔にしてから、汗をかく前に塗る」こと。
この記事では、なぜ体を洗ったあとがベストなのか、汗をかく季節の塗り直しはどうするか、僕が実際にやっている手順を紹介します。
ベストは1日1回、体を洗ったあと
僕のやり方はシンプルです。夜、シャワーやお風呂で体を洗って、そのあとの清潔な肌に1回塗る。基本はこれだけ。
ちなみに、僕が使っているのは汗を抑える無香料のロールオンタイプ(液を直接肌に転がして塗るタイプ)です。制汗剤とデオドラントは厳密には役割の違う言葉ですが、この記事では脇に塗るものをまとめて「デオドラント」と呼びます。
前日のデオドラントを洗い落としてから塗る
ポイントは、前日に塗ったデオドラントを一度きれいに洗い落とすことです。1日過ごした脇には、前日に塗ったデオドラントと、1日分の汗や皮脂が残っています。その上から新しく塗り重ねるのではなく、お風呂でまっさらな状態に戻してから塗る。「リセットしてから塗り直す」イメージです。
ワキ毛を処理しておくと、脇を洗うのもデオドラントを塗るのも、ぐっと楽になります。僕がワキ毛処理を始めたきっかけも「デオドラントをしっかり塗りたい」でした。詳しくは別の記事に書いています。
→ ワキ毛を処理したらワキガのニオイは減るのか。10年続けてわかったこと
汗をかく前に塗って、肌をコーティングしておく
なぜ体を洗ったあとがベストなのか。汗をかく前の清潔な肌に塗ることで、「肌をコーティングした状態」を先に作っておけるからです。
日中にたくさん汗をかいてから慌てて塗るのではなく、汗をかき始める前に「これから汗をかく肌」のガードが済んでいる状態にしておく。僕の場合は、この「汗より先に塗っておく」を意識するようになってから、日中の安心感が大きく変わりました。
汗をかく日は重ね塗りでカバーする
夜の1回をベースにしつつ、状況に応じて塗り足します。どこまでやるかは生活パターンによると思うので、僕の基準を紹介します。
心配な日は朝、家を出る前に重ね塗り
夜に塗ってあっても、「今日は大事な予定がある」「人と近い距離で話す日だ」という朝は、通勤前にもう一度重ね塗りをします。夜のベースの上に、朝もう1回。これだけで、日中の心細さがだいぶ軽くなります。
僕は女性の多い職場で働いているので、打ち合わせなどで人との距離が近くなる日は、ニオイにも余計に気を使います。朝の重ね塗りは、そういう日のための保険という位置づけです。
夏は6時間おきに、拭いてから塗り直す
夏場のように汗をかく機会が多い時期は、日中の塗り直しを足します。目安は6時間くらい。できれば汗ふきシートで脇を拭いて、汗と古いデオドラントを軽くオフしてから塗り直すのが理想です。お風呂上がりの「清潔な肌に塗る」を、日中に再現できれば良し。
とはいえ、外出先でシートを使えない場面もありますよね。そのときは、そのまま上から直接重ね塗りしてしまって大丈夫。「拭けないから塗り直せない」と何もしないでいるより、重ねてしまったほうが僕は安心できます。
重ね塗りするなら無香料が安心
もうひとつ、僕が大事にしているのが「無香料を選ぶ」ことです。香り付きのデオドラントだと、日中に塗り直したとき、周囲に急に良い香りが漂います。「あれ、急にいい香りがしてきたな」という違和感を持たれると、かえって「何か塗ったな」と気づかれるきっかけになってしまいます。
ニオイに気づかれたくなくて塗り直しているのに、香りでバレてしまっては本末転倒。だから僕は、いつ塗り直しても周りに変化を感じさせない、無香料タイプを選んでいます。
僕が重ね塗りを続ける本当の理由
機能の面だけで言えば、夜1回と朝の重ね塗りで足りているのかもしれません。それでも僕が日中の塗り直しを続けるのは、半分は気持ちの問題です。
僕の中には2つの気持ちがあります。周りの人をワキガ臭で不快にさせたくない、という気持ち。そして、自分がワキガであることを他人に知られたくない、という自己保身の気持ちです。きれいな動機だけではありません。
汗をかくと、塗ったデオドラントが流れ落ちてしまったような気がしてくる。服の隙間から少しでもニオイを感じ取ると、「効果が薄れてきているんじゃないか」と心配になる。重ね塗りは、その不安を打ち消すための行動でもあります。「自分はやれることをしっかりやっている」と思えると、「周りに気づかれていないかな」とビクビクする気持ちを払拭できます。
そして結果として、その行動は「周りの人を嫌な気持ちにさせない」ことにつながっています。動機の半分が自己保身でも、行動として間違っていなければそれでいい。僕はそう思って続けています。
塗り忘れが怖いから、いつも1本持ち歩く
塗り忘れに気づいた日の不安感は、経験した人にしか分からないと思います。気づいた瞬間から、周りに気づかれるのではないかと気が気じゃなくなる。目の前のことに集中できなくなります。
だから僕は、大学時代から今までずっと、カバンにデオドラントを1本入れて持ち歩いています。塗り忘れても、出先で塗ればリカバリーできる。実際に出番のない日がほとんどでも、「持っている」こと自体がお守りになっています。
塗り忘れそのものを防ぐ工夫より、「忘れても大丈夫な状態」を作っておくほうが、僕には合っていました。人間なので、忘れる日は必ず来ます。忘れた日に一日中そわそわして過ごすのか、サッと塗り直して忘れられるのか。この差はかなり大きいです。
よくある疑問
夜に塗り忘れて朝になった日はどうする?
慌てなくて大丈夫です。原則は「汗をかく前の清潔な肌に塗る」なので、朝シャワーを浴びられるならそのあとに、浴びられないなら汗ふきシートなどで脇を拭いてから塗れば、その日のガードは作れます。塗るのが夜でも朝でも、原則さえ守れていれば問題ありません。
汗をかいてしまったあとに塗っても意味はない?
僕は意味があると思っています。ベストなタイミングは汗をかく前ですが、かいてしまったあとでも、できれば拭いてから、拭けなければそのまま重ね塗り。「タイミングを逃したから今日はもういいや」と何もしないより、ずっと安心して過ごせます。
まとめ:僕の1日の塗り方
- 夜(朝シャワー派なら朝):お風呂で前日のデオドラントを洗い落とし、清潔な肌に1回塗る
- 朝:心配な日だけ、家を出る前に重ね塗り
- 日中:夏場は6時間を目安に、できれば脇を拭いてから塗り直し
- カバンには常に1本
特別な道具も技術もいりません。今日のお風呂上がりから始められるので、塗るタイミングに迷っていた方は、まず「体を洗ったあとに1回」から試してみてください。


コメント