「もしかして自分、ワキガかもしれない」。そう思って検索したあなたに、最初にお伝えします。ワキガかどうかは、病院に行かなくても自分でほぼ確かめられます。
僕は中学生の頃に家族の一言で自分のニオイに気づき、それから30年、手術をせずにワキガと付き合ってきました。この記事では、そんな僕自身が実際に当てはまった特徴を中心に、自分でできるチェック方法を4つ紹介します。
自分がワキガか確かめる4つのセルフチェック
先に一覧です。上の2つは、僕自身がはっきり当てはまっていたものです。
- 耳垢(みみあか)が湿っている
- 白い服の脇だけが黄ばむ
- 家族にワキガの人がいる
- ガーゼで脇を拭って、時間を置いてから嗅ぐ
①耳垢が湿っている
ワキガのニオイの元になるのは「アポクリン腺」という汗腺です。普通の汗(サラサラした汗)とは別の場所から出る、少し粘り気のある汗を出します。
このアポクリン腺は耳の中にもあります。だから耳垢が湿っている人は、脇にもアポクリン腺が多い傾向があると言われています。湿った耳垢は「アメ耳」や「猫耳(ねこみみ)」とも呼ばれます。
僕の場合、思い当たるサインは生活のあちこちにありました。
- 竹の耳かき棒を使った記憶がありません。子どもの頃からずっと、マッチ棒に脱脂綿を巻きつけたもので耳掃除をしています。乾いた耳垢なら棒でかき出せますが、湿った耳垢は拭き取るしかないんです。
- AirPods Proのような、耳の奥にズボッと入れるタイプのイヤホンを使うと、イヤーピース(耳に触れるゴムの部分)に湿った汚れがつきやすいです。
- 理容室の耳かきサービスでは、途中で道具を替えられます。普通の耳かき棒で始めた店員さんが、あ、と気づいて脱脂綿に持ち替える。あの瞬間は今でも少し気まずいです。
逆に、乾いた粉っぽい耳垢の人は、ワキガの可能性は低めです。心当たりがなければ、まずは綿棒で確かめてみてください。
②白い服の脇だけが黄ばむ
アポクリン腺から出る汗には、黄ばみの元になる成分が含まれています。白い服の「脇の部分だけ」が黄色くなるなら、それはアポクリン腺が働いているサインです。
僕の場合、学生時代は学校指定の体操着、社会人になってからはスーツ用の白いワイシャツ。どちらも脇だけがうっすら黄ばんで、洗濯してもなかなか落ちませんでした。首元や背中は平気なのに脇だけ黄ばむ、というのがポイントです。全体的な汗ジミとは見た目が違います。
逆に黒っぽいシャツの場合は、脇の部分に白っぽい汚れがこびりつきます。色は違っても、「脇だけに汚れが残る」なら同じサインです。
③家族にワキガの人がいる
ワキガは体質であり、親から子に伝わりやすい遺伝(優性遺伝)だと言われています。両親のどちらかがワキガなら、自分も同じ体質である可能性は十分あります。
僕の場合は、母親がワキガでした。だから中学生の頃に指摘されたときも、家族はニオイの正体にすぐ気づけたのだと思います。
とはいえ、家族に「ワキガ?」とは聞きにくいですよね。無理に聞かなくて大丈夫です。①の耳垢や②の黄ばみが家族にも当てはまるかを、それとなく思い出してみるだけでも判断材料になります。
④ガーゼで脇を拭って、時間を置いてから嗅ぐ
直接ニオイを確かめる方法です。少し汗ばんだタイミングで、ガーゼやティッシュを脇に挟むか軽く拭き、5分ほど置いてから嗅いでみてください。
ポイントは「時間を置く」ことです。自分の鼻は自分のニオイに慣れてしまっているので、脇を直接嗅いでも案外分かりません。一度鼻をリセットしてから嗅ぐと、他人が感じているニオイに近づきます。
僕がワキガに気づいたのは、家族の一言でした
僕自身は、中学生の頃に家族から指摘されて初めて気づきました。それまで自分では全く分かっていなかったんです。
ここに大事な教訓があります。自分のニオイは、自分では気づけないことが多い。だからこそ「ニオイを嗅ぐ」だけに頼らず、耳垢や黄ばみのような、目で見て分かるサインと組み合わせて確かめるのが確実です。
家族に指摘されたときの話は、また別の記事でゆっくり書くつもりです。
よくある疑問
チェックしてみた方が次に気になりそうなことを、2つ先にお答えしておきます。
普通の汗のニオイと、ワキガのニオイはどう違う?
普通の汗のニオイは、かいた汗が時間とともに雑菌で分解されて出る、酸っぱい系のニオイです。誰にでも起こります。
一方ワキガのニオイは、アポクリン腺の汗が元になった独特のニオイで、鉛筆の芯やスパイスに例えられることが多いです。「汗をかいていないのに脇からニオイがする」「お風呂に入った日でも夕方にはニオイが戻る」なら、ワキガの可能性が高くなります。
当てはまったら、もう周りにバレている?
そうとは限りません。4つ全部に当てはまっても、ニオイの強さは人によってかなり差があります。そして強めの体質でも、対策次第でニオイはかなり抑えられます。
実際、僕は女性の多い職場で働いていますが、対策を続けながら普通に仕事をしています。「当てはまる=終わり」ではなく、「当てはまる=対策を始めるタイミング」と考えてもらえたら大丈夫です。
当てはまっても、大丈夫です
ここまで読んで「自分、当てはまるかも」と不安になった方もいると思います。でも、心配いりません。
僕は中学生で気づいてから30年、手術をせずにワキガと付き合ってきました。デオドラントの選び方、服のケア、汗をかく季節の習慣。やることを押さえれば、日常生活は普通に送れます。
このブログでは、僕が30年かけて試してきた「効いた対策」と「効かなかった対策」を、これから一つずつ書いていきます。
まずは今日、耳垢と脇のシミをチェックしてみてください。自分の体質を知ることが、対策の最初の一歩です。
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