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ワキガに市販のデオドラントは効かない?30年試した僕が見直した4つのこと

体験談コラム
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それが、8×4(エイトフォー)、Ban、ギャツビー、クリスタルストーン。中学生の頃からひと通り試してきた僕の結論です。

塗った直後は効くのに、夕方にはニオイが戻ってくる。
「市販品じゃダメなのか」と僕も長いこと思っていましたが、見直すべきは製品選びより先に、使い方でした。

この記事では、「効かない」と感じていた頃の話と、見直して効果があった4つのことを紹介します。

「効かない」の正体は、汗で流れて続かないこと

どの製品も、塗った直後はちゃんと効いていました。効かないと感じていたのは、日中に汗をかいて、塗ったデオドラントが流れてしまっていたから。

僕が市販のデオドラントを使い始めたのは中学生の頃でした。最初は8×4の無香料。当時は大きな缶のスプレーしかなくて、噴射すると周囲に大量の白い煙が出ていました。

高校では香り付きの8×4(紫と黒の容器のやつ)に変えて、Banやギャツビー、クリスタルストーン(ミョウバンでできたデオドラント用の石)にも手を出しました。一時期は、クリスタルストーンと8×4のダブルで使ったこともありました。

クリスタルストーンは、塗ると肌がキュッと引き締まって、汗が引いたように感じましたが、ニオイそのものへの効果は僕にはよく分からず、汗をかき続けると効き目も薄れていく感じで。当時は「香りのあるスプレーやロールオンでごまかすほうがいい」と感じていました。

ちなみに、制汗剤とデオドラントは厳密には役割の違う言葉ですが、この記事では脇に塗るものをまとめて「デオドラント」と呼んでいます。

当時の使い方は、1日に1回塗るだけ。塗り直すという発想がありませんでした。それと、無香料だと「ちゃんと塗れたのかな」と不安になるので、香り付きを選んでいた時期が長かったです。香りが残っていれば、塗れている証拠になるからです。

学校に行くにしても仕事をするにしても、普通に生活していれば脇汗はかきます。汗をかくとデオドラントが流れて服に染み込み、脇をガードする力がだんだん薄れていきます。

夕方になると、首周りからふわっと自分のニオイを感じる。これはスプレーでもロールオンでも同じでした。

今でも覚えているのは、日中に胸元をパタパタとあおいだときの、あのふわっと立ちのぼるニオイ。ワキガ臭そのものではなく、デオドラントに抑え込まれたワキガ臭の独特のニオイです。ワキガ臭そのものは抑えられているのに、あの混ざりあったニオイを感じるたびに「ガードが弱くなってきているんじゃないか」という不安がつきまとう。何か決定的な失敗があったわけではなく、普段からずっとこういう気持ちで過ごしていました。

つまり「効かない」のではなく、「続かない」。一度塗れば1日もつという期待のほうが、そもそも間違っていたわけです。ここに気づいてから、製品のせいにするのをやめて、使い方を1つずつ見直すことにしました。

効かないと感じた僕が見直した4つのこと

①スプレーをやめてロールオンに変えた

大学時代に、スプレーからロールオン(液を直接肌に転がして塗るタイプ)に乗り換えました。僕の体感では、スプレーよりロールオンのほうが消臭効果が長く続きます。肌に直接塗るぶん、汗で流れ落ちるまでに粘ってくれる感覚がありました。

それ以来、スプレーは使っていません。売り場で選ぶときは、成分や香りの前に、まず「ロールオンかどうか」を見るようになりました。

タイプごとの使い比べと、選ぶときの3つの基準は、こちらの記事に詳しく書いています。

②汗をかく前の清潔な肌に塗る

塗るタイミングも見直しました。お風呂で体を洗って、清潔になった肌に、汗をかく前に塗る。汗をかいてから慌てて塗るのではなく、汗より先にガードを作っておくやり方です。

若い頃の「1日1回だけ」は、このタイミングの考え方がすっぽり抜けていました。汗をかく日の塗り直しも含めて、詳しくは別の記事にまとめています。

→ デオドラントを塗るベストなタイミングは「汗をかく前」。清潔な肌に塗る。それが僕の30年の結論

③ワキ毛を処理して、肌に直接塗れるようにした

ロールオンを使ううちに気になったのが、ワキ毛が邪魔をして、肌にちゃんと塗れていないことでした。ワキ毛を処理すると、デオドラントを肌に直接、ムラなく塗れるようになります。せっかく塗ったものが毛の上で空振りしていたら、効くものも効きません。

→ ワキ毛を処理したらワキガのニオイは減るのか。10年続けてわかったこと

④汗そのものを抑えるタイプに変えた

最後が製品の見直しです。社会人になってから使ったニベアのロールオンは、それまでで一番効果が長続きしたデオドラントです(残念ながら、今は店頭で見かけなくなりましたが)。ただ、それでも汗そのものは止まらないので、シャツの脇の黄ばみやシミとは縁が切れないままでした。

転機は5年ほど前です。ネットでレクソーナという海外製のロールオンを見つけて使ってみたら、僕の場合は驚くほど脇汗が減りました。ニオイをごまかすのではなく、ニオイのもとになる汗そのものを抑えるタイプを選ぶ。これがこそがワキガ対策の答えだった。

脇汗が減ってからは、あれほど悩まされたシャツの黄ばみもシミも出なくなって、黄ばむたびに買い替えていた服は長持ちするようになり、白いシャツも安心して着られるようになりました。

よくある疑問

Q、見直す順番は?

A、お金のかからない順でいい
僕のおすすめは、お金のかからない順です。まず、今持っているデオドラントのまま「お風呂上がりの清潔な肌に塗る」に変える。次に、買い替えるタイミングでロールオンを選ぶ。ワキ毛の処理や製品の乗り換えは、そのあとで十分です。

一度に全部変えると、どれが効いたのか分からなくなります。1つずつ変えて、体感を確かめながら進むのがおすすめです。

Q、香り付きと無香料はどっち?

A、塗り直すなら無香料が安心
若い頃の僕は、塗れた実感がほしくて香り付き派でした。ただ、今は無香料を選んでいます。日中に塗り直したとき、急に香りが立つと「何か塗ったな」と周りに気づかれるきっかけになるからです。塗り直す習慣があるなら、無香料が安心だと思います。

まとめ:製品を疑う前に、続かせる工夫を

市販のデオドラントが効かないと感じている方は、新しい製品を探す前に、まず今夜のお風呂上がりに1回塗るところから試してみてください。今持っている1本のままで、明日の夕方の心細さが変わってくるはずです。

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